宮津の鬼塚古墳から県内初出土!日本の歴史を変えるかもしれない発見!らしい。

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させぼ通信歴史部 鬼塚古墳篇

佐世保市の歴史ファンの皆さま、お待たせいたしました。 昔から地域の歴史や史跡が好きな、させぼ通信のヨネっちです。

小学校のころも、ほこらや、史跡を写真に撮って、市立図書館などで資料を集めてノートを作り、自由研究にしていましたね~

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鬼塚古墳から、鉄製武具が県内初出土!

さてさて、させぼ通信歴史部としての初記事は、いま巷で話題沸騰中!?の鬼塚古墳について。
鬼塚古墳の埋蔵品が日本の古墳文化を考えるうえで、とっても重要な発見かもしれないとのことで、調べてきました~

鬼塚古墳の副埋葬品

先日、鬼塚古墳から出土した遺物を精査した結果、県内で初めてとなる鉄製武具が見つかったというニュースは、皆さんの心を踊らさせたことは想像に難くありませんね!

ヨネっちも超ワクワクしました~

教科書でしか見たことない、青銅製の鏡「青銅製変形四獣鏡」や鉄剣などの武器も一緒に発見されたようですよー!

鬼塚古墳って?

鬼塚古墳は佐世保市南部の宮津町にある古墳で、佐世保市内に8基ある古墳の中で、唯一形が残っている古墳だそうな。

 

てことで・・・

 
国道を逸れ、長畑町から宮津に続くバス道路を進みまーす!

そして線路をくぐって丘を越えると・・・

宮津町

非常に小さい看板が!!
鬼塚古墳看板

これはめちゃくちゃ目をこらしていないと見逃しそうです~
鬼塚古墳の看板

この看板が指す方向へ100メートルほど進むとあるらしいですね!
鬼塚古墳への道1

 

ん?

鬼塚古墳への道2

 

どこだ???

鬼塚古墳への道3

 

どこだどこだ?????

 

結論

あの小さな看板から曲がっても、次には表示の看板がなく(正確に言うと、地面に落ちてた)基本的には見つけられないところに古墳はあります(笑)

もし、これから行く方は、「この先に次の看板があるはず!!」とひたすら進んだ場合、道は倒木と落石だらけになり、Uターンさえままならないことになります。ワタクシ、ヨネっちは、車ぎりぎりの幅しかない道を100メートルほどバックで戻る羽目になりました~

なので、「古墳を見たい!」という熱い気持ちがある方は、小さい看板から、歩いていくのをお勧めします!!

「看板から、約100メートル」の合言葉をしっかりと記憶するようにしましょうね~

ついに出会えた、鬼塚古墳!

ということで、やっと発見しました! 

って、あれは・・・?

鬼塚古墳001

 

鬼塚古墳についての説明看板でした! 地面に落ちて 古墳に張り付いていたんですね!

鬼塚古墳002

 

鬼塚古墳の周りはミカン畑に囲まれ、さらに畑の周りは植栽で囲まれ

鬼塚古墳遠映

その周りはイノシシよけの電柵で囲まれております。

電柵

鬼塚古墳は道から5メートルぐらい先にあるのですが、発見までの難易度がとっても高く、古墳を発見しただけで非常に達成感があります!
ちょっとしたアドベンチャーですね~

こんなところに1,500年以上も前に人が住み、それもかなりの実力者がいたんですね~~

あ、出土品の鑑定で、この古墳が作られたのは西暦425年~450年ぐらいの間に作られたんじゃなかろうか~っということが判明したみたいですよ。

ロマンですね~いいですね~

鬼塚古墳の場所
長崎県佐世保市宮津町の、だいたいこのへん [地図]

出土品は10月29日まで展示中!

発掘自体は2013年7月~9月に行われ、415点の遺物が出土したそうです。

その遺物を、壱岐市にある、ハイテクな「長崎県埋蔵文化財センター」というところで約4年かけて汚れを除去したり、分析したりして、ようやく「これは重要な発見だ!」ってことがわかったんですね~

分析が完了したもののうち、頭にかぶる兜や、身を守る鎧の一部などの鉄製武具とか青銅製の鏡、剣などが島瀬美術館の5階 考古学展示室にて、2017年10月29日まで展示中ですって!

急がないと見れないですよ~!!

鬼塚古墳鉄製武具

鬼塚古墳青銅鏡

 

佐世保市博物館島瀬美術センター
住所 長崎県佐世保市島瀬町6-22 [地図]
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 火曜日
電話 0956-22-7213
web 佐世保市博物館島瀬美術センター

させぼ通信歴史部に、調べてほしいことを募集します~

させぼ通信歴史部に(ヨネっちしかいませんが)調べてほしいスポット、史跡、歴史上のこと、史実、神社仏閣などがありましたら、教えてくださ〜い!

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