”日常の中で個性を身につける” 古着屋「ドキドキ」杉原鈴那さん

こんにちは。長崎県立大学4年でライターのショコタンです。

今回は、大学3年生の時に自ら古着屋を立ち上げ、営んでいる方がいると聞き、取材してきました。

京都出身である杉原鈴那(すぎはら れいな)さんは、万津町のブリックモールで古着屋「ドキドキ」を経営している。また、個人店のみならず、全国へのPOP UP出店や九州内のイベント出店、ハンドメイド販売等幅広く活動されている。

彼女が佐世保の”万津”という町で”古着屋”をしようと決断したキッカケとはなにか。また、彼女が大学時代に起業した理由とは何か。大学時代からひも解いていこう。                                                         

目次

大学時代について

地元京都では私服の高校に通っていた彼女。大学生と同じような遊びを高校時代からしており、このまま関西にいたら何も変わらないかもしれないと思い、外に出てみようと思ったそうだ。

そこで、古着屋のバイヤーになりたいという夢を持っていた彼女は、そのために必要となるだろう経営と、英語が学べる大学をリストアップ。そこで出てきたのが長崎県立大学だったのだ。学びたいものが学べることに加え、九州には訪れたことがなかったことを理由に新天地として長崎を選んだ。

入学後彼女は、2年次までダンス部に所属したり、英語が学べるブリッジプログラムという米軍基地内の大学のプログラムに一年参加したりなど、活発的に行動していたようである。

学生で開業した意味

「学生は最高の身分なんだ」

時間もある。失敗しても、社会人よりはリスクが少ない大学生という時期。

新しいことを始めても、辞めても、学生に戻るだけ。

だからこそ、今、自分の力試しをしたい。

そんな思いで彼女は、大学3年生の11月に古着屋「ドキドキ」を開店したのである。

また、若い人が佐世保ではなく福岡やネットで洋服を買う傾向にあることを感じていた彼女は、当時アルバイト先である飲食店のお客さんに尋ねてみたのだとか。

すると、若い経営者が少ないことや店員の年齢が高めであることが、お店に入りにくい理由の上位に挙がった。加えて、レディースの古着に特化したお店が少なかったことも理由の一つだったという。

古着は、「誰とも被らない、自己表現ができるアイテム」の一つであると考えていた彼女。

だからこそ、若い経営者が親しみやすいお店を作り、佐世保でも若い子たちが自分らしさを出せる場所を作りたい。誰かの下で、ではなく、あくまでも自分ができる、若い子目線でのお店を始めたいと彼女は考えたのである。

なぜ佐世保の万津なのか

「ないなら作ればいいじゃない」

関西で高校時代まで過ごしていた彼女は、ファッションを通じた経験をたくさんしたという。普通の高校だったら、ファッションを介さなかったら、出会えなかった人や事が多くあると自身の経験から感じている。

「佐世保には何もない」「洋服は福岡やネットで買う」そんな佐世保の若い子たちにもファッションを通じて何かしらの経験やそのきっかけを与えたい。そんな場所を自分で作りたい。

その思いが強くあった彼女は、佐世保でおしゃれをするキッカケ、そのための洋服を買うキッカケになればいいと佐世保で開業することを決めた。

そして万津という町は大阪の中崎町と呼ばれるエリアに似ている。

中崎町は梅田の裏にあるエリアで、おしゃれな人しかいないような、古着とカフェが点在する町なんだとか。

万津町も、人が多く集まる五番街のすぐ近くにある静かなエリアであり、かつ、個人事業主が多くいるエリアになっている。

その点で中崎町と共通点を感じ、彼女はこの町を選んだ。

初めはカフェや雑貨など小さな個人店がたくさん入っている複合施設を作りたいと思っていた彼女。

その時、現在お店を構えている「ブリックモール」という施設で既に複数の店舗が営業されていることを知り、自身のイメージ通りだと感じ、この場所で開店することを決めたのである。

古着屋「ドキドキ」

この「ドキドキ」のコンセプトは “日常の中でも”ドキドキ”を感じる”

少し派手だけど、個性的だけど...。

でも衣装としてではなく普段使いができる。そんな矛盾を含むファッションを全国から見つけ出し、ドキドキを感じられる洋服たちが取り揃えられている。

最初は佐世保の若い子たちを中心に賑わっていたこのお店。

今では長崎県内のみならず他県からのお客さんも多く訪れる。これはコロナ禍でネット販売を始めたことを機に、ネットでのお客様が実店舗にも足を運んでくれるようになったのだとか。

さらに、ネット販売購入してくれたお客様に直接商品を見て手に取ってもらいたいという思いから、京都、福岡、東京でのPOP UPイベントも実施している。

彼女の古着、そしてファッションを通じた自己表現に対する思いがあるからこそ、お客さんへの思いも生まれている。

なにより、ドキドキの服を着てお店に来てくれるお客さんがいることや、ネットでよく購入してくれるお客さんに直接会えることが、彼女のモチベーションにつながっている。

杉原さんにとっての佐世保

杉原さんにとって、佐世保はどんな町ですか?

杉原さん

一つは人と繋がりやすい町。そして、色んな文化が混じっている町。

確かに人と繋がりやすい町ですよね。
意外なところで知り合いだったりしますよね。

良くも悪くも(笑)
繋がりたいと思った人とは割とすぐ繋がることができるのはすごい所。
誰かの知り合いだったり、実は… ということが多くあります。

ただ私の場合は、SNSでもお店でも人に見られる仕事をしているので、
外出する際は行動や発言に気を付けてます。
誰に見られているか分からないし、服装で目立つから。

”繋がれる”利点と”繋がってしまう”難しさがありますね💦

これからの佐世保には、どうなってほしいですか?

”100%のおしゃれができる町”になってほしいかな。

都会にはオシャレをしていくけど、佐世保では特別オシャレを
する人って少なくて。お店に服を買いに来てくれたお客さんも、
それを福岡に遊びに行くためにっていうような子が多くて。
それってすごいもったいなく感じる。             

 

確かにそうですよね。

だからこそ自分を100%表現できるようなファッションで、かっこよくて
憧れるような存在がいると、町の雰囲気が変わるんじゃないかな。
こんな風になりたいなとか、何かしら目標を持てるようになると思う。

まずは、ドキドキのスタッフから、
そんな目標になるような存在になっていけたらと思います。

 

今後の展望

今、古着屋ドキドキでは衣食住の「衣」の部分に関わっている。

そのため、今後お店では「住」である、古家具や雑貨の販売をしていきたいと考えているのだとか。あくまでも、古着や古家具のように再利用に繋がるものを扱いたいというこだわりを持っている。

また、「食」としてかわいい空間と一緒に撮影できるような飲食店を設けることで、若者たちもおしゃれをしようという気持ちになり、ファッションも栄えるのではないかとも彼女は考えていた。

考えがまだ柔らかい子たちに色んな影響を与え、今後も新しい発想からさらに新しいものが連鎖で生まれていく。そのキッカケとなる何かを、彼女自身は営んでいきたいのである。

読者に向けて

「ノリと勢いは大事」

若い時に言ってほしかった言葉です。

”失敗なんて失敗じゃない。”という大人もいるかもしれないが、それは違うと思う。

若いうちでもできれば失敗はしたくないし。

でも好きなものがあるのなら、誰かと共有してみる。まず一歩、小さくてもいいから踏み出してみる。そうすれば、次につながる何かがみつかる。その次に向かって考えることができる。

このサイクルを繰り返していけば、必ず何かが生まれる。

もしまだ夢がないのなら、早いうちから夢を見つけておいた方がいい!                         それなら、後から見つけるよりも早く行動できるからね。

古着屋 ドキドキ

佐世保市万津町2-8 ブリックモールSASEBO 2F

Web  古着屋 ドキドキ (thebase.in)

Instagram dokidokiyade 

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栃木県出身、佐世保市に住んで4年目の現役大学生ライターです。
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