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佐世保市少年科学館のプラネタリウム「星きらり」が2021年3月28日にリニューアルオープンしました。
最新式の投映機を導入することによって、映像が美しくなったことはもちろん、より多角的に活用できる教育施設に生まれ変わりました。
宇宙好きのライターが一足先に最新プラネを体験してまいりましたよ~。
春のおでかけにいかがでしょうか~?
みなさまこんにちは!コスモ婦人望月アーモンドです。
「星きらり」の名称で親しまれている佐世保市少年科学館のプラネタリウムが、2021年3月28日にリニューアルオープンしました。
前日にリニューアルオープン式典が開催され、試写会に参加して参りました。えへへ。
試写会では、最新式のプロジェクター(投映機)の導入によって、映像がよりリアルになっただけでなく、膨大なデータベースを使った星空解説の実現、STEM教育の教材利用、ネットワークを使ったライブ配信など、多角的な活用が可能になったことが明らかになりました。
新しくなったところや、今後どんな楽しみ方ができるかなど、皆様に詳しくご紹介いたします!
少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです!
まず、中に入って感じたのは入口にあった機材が移動したことにより、空間が広くなったこと。
新しい機材は施設内のすみにあり、高さも抑えられていてすっきりした印象です。
出入りもしやすくなりました。
以前の機材があった場所には新しくペアシートが2席設置されていました。
小さいお子さん連れの親子はもちろん、カップルで利用してもOK♡。
残念ながらペアシートの背もたれは倒れませんが、一番後ろの席なので全体の映像は見えます。
前方はステージとして利用できるようになっています。
現在はコロナ感染症対策のため、30席に減らし予約制で観覧していただくようにしています(電話予約)。
空調はもちろん稼働しておりますが、毎回空気の入れ替えをし、座席も消毒作業をおこなっています。
一番大きく変わったのは、星や映像を映し出すプロジェクター(投映機)。
コニカミノルタプラネタリウム㈱のMedia Globe Σ(シグマ) SEという最新鋭のレーザー光源式4Kプロジェクターを導入しています。
Media Global Σ SE単体で映像を映し出すのは、佐世保が世界で初めてだそうです。
コニカミノルタ㈱が独自に開発したフィッシュアイレンズ(魚眼レンズ)を使うことで、プロジェクター1台だけで全天に歪みのない映像を映し出すことを可能にしています。
大きなプラネタリウムでは光学式レンズとレーザー光源式を両方使いながら投影することが多いそうですが、星きらりのプラネタリウムのドームの大きさは半径8メートルで小規模のドーム。一台で十分な映像美を実現できます。
試写会では星空解説、翌日から上映される「ポケットモンスター オーロラからのメッセージ」の冒頭部、そして新しい機能の紹介、さらに、プラネタリウムファンが愛してやまない「銀河鉄道の夜」が上映されました。
いやはや、美しい。映像がすみからすみまで鮮明でした。そして臨場感たっぷり。(写真は鮮明じゃなくてすいません…)
「銀河鉄道の夜」を見ていた時、不思議な体験をしました。
見ているうちに、丸い天井が感じられなくなり、しだいに自分の体の平衡感覚がおかしくなり、前方の映像が沈み込んでいきました。
気が付くと、完全に自分が映像の中にはいりこんでいました。VRのような没入感。
映像にゆがみなどがあれば「プラネタリウムを見ている」感が消えないのですが、歪みがない分、臨場感があって、完全に世界に入っていました。(もちろん作品の力もあったと思います。)
映像が鮮明になっただけでなく、地球や星空の姿も様々な角度から見れるものとなりました。
これにより、番組上映後に行われる星空解説、10時10分の学習投映、16時の季節の星座の投映がさらに充実したものになります。
新しいプロジェクターには、1590億以上の恒星、4万個の散開星団など、膨大な数の星のデータが搭載されています。
実際の星と同じように星が分布されており、星のまたたきも表現され、よりリアルです。
また、100万年前と100万年後の星の姿も見られ、日食、月食、彗星接近など、天体現象も再現することができます。
そして、月や惑星さらに銀河を抜けて、星雲の中など自由自在に飛び回ることができます。
ISS(国際宇宙ステーション)にも近づいてISSの中にも入り込むこともできます。
地球の3D映像もとても鮮明です。
地形が忠実に再現されているだけでなく、大気の散乱の様子や、時間や季節、天候による変化も表現することができます。
こういったデータベースを用いて、子供たちが映し出したい内容をパソコンでプログラムし、投映することも可能です。
現在注目されているSTEM教育の教材として利用することもできます。
※STEM教育:科学(science)、技術(Technology)、工学(Engineering)数学( Mathematics)の教育の総称
アプリケーションには、人体図や細胞など視覚的な理解をたすける教材があり、学習支援の教材として活用することが期待されています。
この投映機と同時に導入したのがConnected Dome Libraryというコニカミノルタプラネタリウム(株)のコンテンツ配信サービス。このサービス内で提供されている番組から選択し投映していきます。
子供向け番組も多くありますが、大人向けの番組もあります。
ナイトプラネタリウムではヒーリング番組を上映します。めちゃくちゃ癒されますよ。
とにかく、様々なサービスが提供できるようになるので、少年科学館のスタッフ(理科の先生たち)もどのように活用できるか研究中とのことです。
他にもネットワークを利用したライブ配信や、星空を映しながら行うミニコンサートを開催するなども可能とのこと。
せっかく導入したので色々やってもらえたらいいですね。
まずは、5月の月食の展望会があるので、プログラムを組み立てているそうです。
ということで、新しくなった星きらりについて紹介しましたが、下に要点をまとめました。
どうですか?興味を持っていただけたでしょうか?
色々バージョンアップしましたが、変わらないのは観覧料。
大人320円、こども(4歳~中学生)150円。
学習投映に関しては市民は無料です!
小さいお子さんから大人まできっと楽しめると思います。
ご家族で、カップルで、是非楽しんでください。
私のように「お一人様」で宇宙に浸るのもいいですね。
現在はコロナ感染症対策のため、座席数を減らし、電話での予約制をとっています。
新しくなった星きらりで宇宙を疑似体験してくださいね!
住所 | 長崎県佐世保市保立町12−31 [地図] |
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時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 火曜日 |
電話(予約) | 0956-23-1517 |
駐車場 | あり |
星きらり観覧料 | 大人320円/子供(4歳~中学生)150円 |
禁煙・喫煙 | 禁煙 |
web | 少年科学館『星きらり』 佐世保市少年科学館「星きらり」 |
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