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※5月2日時点での画像です
すっかり五月晴れの日々が続き、緑の香りが一段と濃くなってきたような気がします。
こんにちは、PKやまもとです。
紅葉の名所としても有名な、江迎町の寿福寺で『逆さ新緑』の一般公開が5月25日(土)~6月3日(月)の期間中に行われるとのことです。
とってもお天気も良く気持ちがいいので、一足早くお出掛けしてまいりました。
まずは、寿福寺についておさらいしてみましょう。
その歴史は長く、創建されたのは1582年(天正11年)。平戸藩主・松浦鎮信によって早岐に「長福寺」として建てられました。
その後1635年(寛永12年)に、平戸藩の祈願所として現在の場所に移されたといいます。
ここには「水掛地蔵尊」という、子どもの成長・疫病退散・家内安全・交通安全を祈願する地蔵尊が祀られています。
その信仰は、毎年夏に行われる市の指定無形民俗文化財『水かけ地蔵祭り』で、子どもたちの心にも受け継がれているのです。
子ども好きなお地蔵さんって、ちょっぴりかわいいですよね。
それにしても、お庭がとてもきれいです。
広間にお邪魔するまえに、ちょっと見たいものがありますので少しばかりお付き合いくださいませ。
これですこれです。
立派な梵鐘(ぼんしょう)でございます!
300年の歴史を刻んだボディは、まさにその時間の重みを物語っています。
長く空気にふれていると、酸素や二酸化炭素、水分などと反応してこのような美しい緑青色になるのだそう。
この状態の梵鐘を見るのは、なかなか珍しいのですよ。ふふふ、満足満足。
では、そろそろ。ガラガラっとおじゃまします。
おっ、ここにも三角が。
玄関から入ってすぐ目の前に見えるのが、新緑と紅葉でみなさまを楽しませてくれる広間です。
ふだんは窓が締め切られていますが、この時点でも、おもわず座って見ていたくなる美しさです。
お庭の手入れが行き届いておりますね~。
つい時を忘れてしまいました。
『逆さ新緑』の公開期間中は、広間の畳の一部がはがされ、アクリル板がはめ込まれます。
庭園の新緑がアクリル板に反射して、逆さにうつるように仕掛けが施されるというわけなんですね~。
窓はバーンと開け放たれているので、広間自体が絵の額縁になったように、庭園の景色を切り取ります。
なんだかずっと見ているだけで視力が回復しそうだ・・・。
ちなみに拝観料は500円です。
お寺の清閑な空間のなかで、まるで絵のように美しい初夏の景色を眺めながら心をデトックスしてみませんか。
スイーツ、名物犬、史跡・・・意外とおもしろスポット満載な江迎町方面を巡ってみてはいかがでしょうか~。
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会場 | 栄久山 寿福寺(佐世保市江迎町長坂276)[地図] |
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時間 | 12:00~16:00 |
拝観料 | 500円 |
問合せ | 電話:0956-65-2040 |
web | 寿福寺「逆さ新緑」(ながさき旅ネット内) |
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