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こんにちは。させぼ通信、大学4年生ライターの深江百笑です。今回は、地元である壱岐島を拠点に活躍する大学生、里吉海斗(さとよしかいと)さんに取材させていただきました。「壱岐愛」を原動力に挑戦を続ける彼。彼を突き動かす熱い地元への思いとチャレンジ精神に迫る。
「壱岐の認知度をあげたい、壱岐を広める火付け役になりたい。」
そう語るのは、長崎県立大学の経営学部に通う里吉海斗(さとよしかいと)さん。玄界灘沖、福岡県と対馬の中間地点に位置する島「壱岐」で生まれ育った彼は、自他ともに認めるほど「壱岐愛」に溢れている。
そんな彼が地元への思いを強く自覚したのは高校2年生のころ。何気ない日常の中で、ふと、「自分って壱岐のことが好きだな」と感じたそう。しかし当時、その思いに共感してくれる友人は少なく、むしろ違和感を示す人ばかり。
「島の不便さを嘆き、外の環境に飛び出したいと考える地元の友人が多いことに悔しさを感じました。進学や就職のタイミングで島外に出たときに、地元の良さを語れないという状況を無くしたいと思いました。」
そのため、島で育つ若者が、外の世界で壱岐の魅力を語る。まるで一人ひとりが観光大使のように、壱岐について広め、訪れてもらうきっかけを作る。そんなサイクルを作りたいと考えるようになったと語る里吉さん。
「自分こそがその第一人者だ」と語る。
壱岐の認知度を広めるきっかけとして選んだ舞台は「TABIPPO学生支部」。「TABIPPO学生支部」とは、株式会社TABIPPOの理念や活動に共感した学生たちが集い、活動している学生団体のこと。もともと、旅が好き、旅がしたいという思いを持っていたこともあり、参加を決意。
昨年度、福岡支部の副代表を務め、壱岐をきっかけとして成長できたと語る。
「成長したいから活動するという人も多いと思いますが、僕の場合、活動の中で、自然とマネジメント力であったり、エンゲージメントを高める方法であったり、0から1を生み出す力をつけることができました。それは好きという気持ちが原動力になった結果だなと感じています。」
「TABIPPO学生支部」の活動を通じて、壱岐出身であることを積極的に発信することで、自分自身が壱岐を知ってもらうきっかけになれたと語る。
「TABIPPO学生支部」の任期を満了し、今年度は個人での活動に挑戦する彼。地元で出会った仲間と共に、壱岐の良さを存分に感じられるキャンプ事業の運営にも携わっている。地元の学校行事や子どもたちの利用を歓迎しているのが特徴だ。
佐世保の大学に通いながら、並行して事業に携わる。多忙な日々ではあるものの、その原動力は壱岐が好きというシンプルな思いだ。
地元の中高生以外に加えて、大学のサークルでの利用が増えてきているそうだ。参加者から壱岐を高く評価してもらえることが、大きなやりがいにつながっていると語る。
他にも、壱岐の良さを伝えるために軽自動車で日本一周の旅に挑戦したという。
「そんなに壱岐が好きって言うけど、他の地域のこと知っているの?という声をきっかけに、自分の目で日本各地を見て回ることを決意し、軽自動車で日本一周しました。もちろん素晴らしい場所にたくさん触れられましたが、自分自身の壱岐愛を再確認する旅になりました。」
その壱岐愛は、留まることを知らない。
挑戦はまだ始まったばかり。彼の視線は常に未来に向いている。
大学生の自分が今できることに、真剣に向き合い、時間を費やすことを惜しまない。そんな彼が思い描く将来の自分自身と壱岐とは?
「僕自身のゴールは全国の離島の若者が集うコミュニティを作ることです。行政間での島同士の関わりはあるかもしれませんが、島に住んでいる若者同士が繋がれる機会はほとんどない。日本は島国で、人口減少や過疎化が進んでいる現実がある。でも、どの島にも必ずならではの魅力がある。だからこそ、お互いが繋がり、共有できる場を作りたい。その火付け役を壱岐が、自分ができたらいいなと考えています。」
将来の構想から彼の人生は、壱岐と共にあるということを感じることができた。
彼は強く言う。
「とりあえず壱岐にきてほしい。」
里吉さん自身、壱岐の好きなところは?という質問に対し、言葉に詰まるという。それは、好きすぎて言語化できない、言葉にすることが難しいからだそうだ。彼もその答えを模索する旅の途中。だからこそ、壱岐を訪れて、人の熱量や雰囲気、自然、海での遊びの楽しさなどをフィーリングで知ってほしいと語る。
現在も、福岡でのイベント開催に向けて準備を進めている最中。今後の活動に目が離せない。小さな島から生まれる大きな可能性。里吉海斗さんの挑戦は、これからも続いていく。
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生粋の佐世保っ子である大学4年生ライター。
佐世保の人やモノ、場所の魅力を存分に伝えられるように頑張ります🧠