江戸時代から続く伝統焼き物が見れる美術館

どうも、今回は江戸時代から長きにわたって伝承されてきたみかわうち焼の美術館「三川内焼美術館」と「佐世保市うつわ歴史館」を紹介します。

目次

みかわうち焼とは?

江戸時代には藩の名称から「平戸焼」と呼ばれていましたが、現在では「みかわち焼」と呼ばれます。
無数の穴を開け籠状にした「透かし彫り」、一枚一枚の花びらを切り上げる「菊花飾り」、光を透かすような「薄づくり」。磁器の限界にあえて挑んだ繊細なやきもので、江戸時代には平戸藩の藩主のための器や献上品をつくる「御用窯」として、篤い保護のもと採算を度外視したような繊細のやきものを、幕末から明治・大正・昭和初期には、ヨーロッパへの輸出のための洋食器や国内向けの高級食器などをつくりました。

https://www.mikawachiware.or.jp/learn/technique/    みかわうち焼総合サイト

三川内焼美術館

江戸、明治、大正、昭和の各時代の名品が並ぶ美術館(展示室)と、現在の窯元の代表作品が集められた伝統産業会館が併設され、みかわち焼の歴史的な名品と現在の姿が一望できる施設です。
安土桃山時代の平戸系唐津と呼ばれていた陶器の時代の陶片、初期の磁器にはじまり、江戸時代全般、明治・大正、そして昭和へと時代順に展示されています。

https://www.mikawachiware.or.jp/information/museum/     みかわうち焼総合サイト

佐世保市うつわ歴史館

佐世保市では、1万2000~3000年前と推定される、世界最古の土器・豆粒文土器などが発掘されました。
ここでは、土器から続く、須恵器、陶器、そして磁器の時代に至る流れを見ることができます。
磁器をつくる以前のみかわち焼の歴史をうかがえる、貴重な陶片が展示されていて、みかわち焼の制作に使うヘラやカンナ、ロクロ、筆などの道具、かつて操業していた登窯の模型による使われ方の解説など、やきもののつくり方を解説しています。
製品の年代区分など専門的な資料もあり、隣接する三川内焼美術館と一緒に見ていただくと、制作方法などからも理解が深まります。

https://www.mikawachiware.or.jp/information/historymuseum/     みかわうち焼総合サイト

オリジナルみかわうち焼の制作体験も!!

絵付け体験や透かし彫り体験など、世界に1つ自分だけのみかわうち焼を作ることもできます。
内容や予約方法などは下記リンク先のページをご覧ください。

11月下旬には陶器市も開催!!

陶器市は川内皿山一帯で毎年11月下旬に開催されます。
地元の窯元や商社によって特設テントが設けられ、日用品から美術工芸品までの商品が割安で販売されます。陶器市ならではのイベントも好評で、多くの買い物客で賑わいます。

https://www.mikawachiware.or.jp/join/festival/     みかわうち焼総合サイト

三川内焼美術館・佐世保市うつわ歴史館へのアクセス

三川内焼美術館と佐世保市うつわ歴史館は徒歩圏内(おみやげ屋さんを挟んだ位置)にあります。

三川内焼美術館の施設情報

施設名:三川内焼美術館
住所:長崎県佐世保市三川内本町343
電話番号:0956-30-8080
開館時間:9:00~17:00
休館日:12月29日~1月3日
入館料:無料
駐車場:あり
HP:みかわうち焼総合サイト三川内美術館のページ

佐世保市うつわ歴史館の施設情報

施設名:佐世保市うつわ歴史館
住所:長崎県佐世保市三川内本町289-1
電話番号:0956-30-6565
開館時間:9:00~17:00
休館日:年末年始
入館料:無料
駐車場:あり
HP:みかわうち焼総合サイト佐世保市うつわ歴史館のページ

使用している画像情報はみかわうち焼総合サイトGoogleマップより引用しています。

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