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こんにちは。長崎県立大学4年ライターのそうまです。今回は、昨年12月にオープンした大潟町にあるpâtisserieHIMARI-CoCo de トメテッサネ-(パティスリーヒマリ-ココデトメテッサネ‐)のオーナーである 大山 日万梨さんを取材してきました!
大山さんにとってのお菓子作りや、佐世保でお店を開いた理由とは?これまでの歩みと合わせて話を進めていこう。
まず、大山さんのキャリアについて紹介していく。
大山さんは佐世保市の出身で製菓専門の短大に2年通い、長崎市にあるホテルに3年間勤めた。その後、佐世保に戻ってきてケーキ屋さんに3か月間勤め、昨年12月にこの店をオープンした。
短大時代にパティシエという職業を目指し、将来的に自分のお店を持ちたいとも考えるようになったとのこと。
短大時代に描いた夢を実現させた大山さん。どのようにしてお菓子作りに出会ったのだろうか。
お菓子作りをはじめたきっかけを教えてください。
私がお菓子作りをはじめたきっかけは、母の影響でした。小さい頃からよく母と一緒にお菓子を作っていたので自然と好きになっていきました。
夢は色々と変わりはしたんですけど、結局はやっぱりお菓子作りが好きだったので、短大に入ってからはパティシエになるという夢や将来的には自分のお店を持つという夢もできました。
これから、大山さんのお店であるpâtisserieHIMARI-CoCo de トメテッサネ-について紹介していく。
pâtisserieHIMARI-CoCo de トメテッサネ-は、大潟町にあるケーキ屋さんでお店のイメージキャラクターはココちゃん。
pâtisserieHIMARI-CoCo de トメテッサネ-というお店の名前はキャッチーで覚えやすい店名である。
この店名に決まった経緯について尋ねてみた。
お店の名前の由来を教えてください。
実はお店の名前よりも先にお店のイメージキャラクターであるココちゃんが完成していたんです。
目が”CoCo”になっていて、最初はCoCo de トメテッサネをお店の名前にしようとしていたんです。でも、これでは覚えにくいので、覚えやすい名前を考えていく中で自分の名前を付けることを思いついて、pâtisserieHIMARI-CoCo de トメテッサネ-という店名になりました。
店名ではなく、キャラクターが先に完成したというのは意外であった。
次に看板商品について紹介していく。
看板商品は”ASAHI”と”YUUHI”となっている。この2つはなんと販売される時間帯が異なっている。
”ASAHI”はオープンから15時まで。”YUUHI”は15時から19時。このように、太陽の朝日と夕日の時間帯に合わせて販売される商品が変わってくるのだ。
看板商品のコンセプトについて教えていただけますか?
いくつかあるんですが、まず、私がホテルで働いているときに初めて出した商品がホワイトチョコレートとトロピカルのムースでした。初めて商品化したもので思い入れがあり、沢山の方に食べていただきたかったので、当店で”ASAHI”として取り入れました。
”YUUHI”は赤ワインとベリーのムースなんですけど、この組み合わせが私が好きな組み合わせでワイン好きにはたまらない一品となっています。是非大人の方に食べていただきたい商品です。もちろんお酒は飛ばしているので、お子さんでも美味しく食べていただけます!
どちらの商品もお客さんに食べてもらいたいという思いがあり、店名のヒマリという言葉から太陽が連想できるため、商品を朝日と夕日に見立てて作ることを決めました。
”ASAHI”と”YUUHI”、せっかく作るんだったら時間帯で分けたらいいんじゃないかということで今の販売スタイルが生まれました!
お店の名前から連想できる太陽から2つの看板商品が生まれ、その2つの商品を同時に販売するのではなく、時間帯に分けて販売するおしゃれなスタイルを思いつく大山さんのクリエイティブな発想に驚かされた。
この場所での開業を決めた理由を教えてください。
やっぱり自分のお店を開くなら地元である佐世保でと考えていました。私は特に家族経営がしたかったので、2人ぐらいで作業できるスペースを確保できる物件を探していた時にこの場所に出会いました。
大山さんが今のタイミングでお店を出した理由はありますか?
自分の好きな事で夢を叶えたいという思いが強く、今できることを今やりたいと思い、このタイミングでお店をオープンしました。
自分がやりたいことを実際に行動に移すという大山さんの行動力の高さはすごいものである。
商品を作る上で意識していることはありますか?
私はケーキ作りの中で断面を大事にしています。ケーキを切った時にお客さんが楽しいと思っていただけるような、見て楽しめるケーキ作りを意識していますね。
新しい商品を作るときにはレシピの段階からケーキの構成を考えます。味の構成、バランスを考えることは大変な作業なんです。
構成を考えるうえで意識していることを教えてください。
例えばムースケーキだと、ふわふわの生地がいいのか、しっかりとした生地がいいのかといった生地の相性。ムースの作り方や食感、あとは、味によって合う組み合わせと合わない組み合わせがあるので、試作して食べてを繰り返して構成を決めますね。
1つの商品を作り上げるのにどのくらいの試作をするのでしょうか?
大体3回まで試作して完成することが多いですね。
1回目でこっちの方の生地がいいとか、こっちの味の方がいいとか、もうちょっとこれ足した方がいいかなっていうのが分かるので、2回目で決まる時もあれば、3回目になったり。大体3回の試作をするかなっていう感じです。
新商品の開発には多くの試作が行われるイメージを持っていたが、わずか3回の試作から新商品が完成するのは意外であった。
pâtisserieHIMARI-CoCo de トメテッサネ-はオープンしたばかりのお店。
これからの展望や現在考案中の商品について聞いてみた。
今考えている商品や、作ってみたい商品はありますか?
私は結構お酒が好きなんですけど(笑)。
地元のお酒を使ったケーキっていうのを出したくて。地元のお酒を使ったケーキって聞いたことないなっていうのがあって。かわいらしいお店だけど、変わったケーキがあってもいいなって思っています。
他とは違う面白い商品を作りたいという思いがあるので、そこに挑戦してみようかなと思っているところですね。
あとは、グルテンフリーのケーキも置いているので、そういった商品を増やしていきたいなと考えています。
地元のお酒やフルーツを使った商品を作り、お店を通じて佐世保を盛り上げていきたいという熱い思いが伝わってきた。
ぜひ看板商品の”ASAHI”と”YUUHI”を食べていただきたいので、足を運んでいただきたいです!
今後イートインを始める予定でイートイン限定の商品も発売する予定となっています。
ちょっとしたカフェタイムにぜひ!!
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長崎市出身、長崎県立大学4年生。
これから学生向けの情報を発信していきたいと思っています!