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今回紹介する江口航輝(えぐちこうき)さんは、長野県生まれ、佐世保育ち。高校までの学生生活では、生徒会役員や運動会で応援団長を務める学校行事の中心人物。大学進学を目指して学業に打ち込みながら、バスケットボール部に所属し、充実した学校生活を送っていたという。周りから見た彼は、「行動力があって、好奇心旺盛」。
その好奇心は趣味にも及ぶ。海釣り、スニーカー収集、カフェ巡り、とジャンル問わず多趣味。様々なことに挑戦してみる理由を訪ねてみた。
「好きなことに対して前向きな気持ちを持って、自分の時間を大切にしている。過去を振り返って、あの頃は楽しかったなー、戻りたいなー、と思わずに済むよう、人生をより豊かにしようと楽しんでいる」と語った。
彼は今、長崎県立大学4年生。学業の傍ら、熱中している活動が2つある。1つは、佐世保のFMラジオ局、「はっぴぃ!FM」内番組へのパーソナリティ出演。もう1つは、高校生の探求活動支援への参加だ。
今回のインタビューは、この2つの活動に注目して進めていこう。
まずはラジオパーソナリティとしての彼の一面を紐解いていく。
佐世保四ヶ町にスタジオのあるはっぴぃ!FMでは、毎週金曜の19時からの番組、「SASEBOトレイン」が放送されている。
この番組は、彼のゼミ教授である馬場晋一(ばばしんいち)先生と、彼のゼミのメンバーによるもの。佐世保で開催されるイベント紹介や地域ネタの発信、その日のテーマに纏まるゲストを招いた放送を行う。
学生と先生が様々なテーマ内容を雑談を交えながらおしゃれな音楽と一緒に楽しく発信する、というのは地域に密着したコミュニティFMならではの面白さでもある。ゲストを招いての放送は「その人を知ってもらうきっかけや、活動の後押しのなれば」という思いで携わっているそう。
続いては、高校生の探求活動支援について。この活動では、学校での探求活動を通して見つかった興味に対して彼が高校生と大人の仲介役となり、探求活動がより現実的に、そして高校生の将来の後押しとなるように支援している。
自身の活動を通して地元である佐世保の魅力についてもっと知ってもらい、「大人になっても佐世保で暮らしたい」「佐世保の未来に貢献していきたい」と思ってもらえることを心がけ活動しているそうだ。
馬場先生のゼミ生となったことがはっぴぃ!FMとの出会いのきっかけである。馬場先生のゼミではラジオでの活動を以前から行っており、その活動を受け継ぐという形でこの活動を始めることとなった。
彼は、現在のゼミ生の中で最もはっぴぃ!FMの活動に積極的であったこと、佐世保や四ヶ町の行事にも多く参加していたこと、そして話術も他の人に比べて優れていたことからパーソナリティを任されることとなった。
探求活動については、彼自身が高校生のときに探求活動に取り組んでいたことがきっかけである。自身が探求活動を行っていた際に高校生の力ではどうしても持続性を保てず、大人の力を借りた方が効率的により現実的にもっと自分の興味のある者を探求できるのでないかと当時、感じていた。
この経験を経て、佐世保の未来デザイン会議に彼が参加したときに高校生にアプローチをかけ、探求活動を支援するようになった。
はっぴぃ!FMでの運営として、毎週金曜日が放送のため、その前に馬場先生と放送内容についての打ち合わせを行っている。この打ち合わせが重要である。パーソナリティとして会話を円滑につなげることやテーマについて知識を得る必要があるため、入念に行う必要があるのだ。
また、ネタ探しも重要で、四ヶ町や佐世保の行事には基本的に参加。SNSのことで頭がいっぱいになりそうだがそうなっていないところが彼のすごいところである。
パーソナリティというポジションは大変そうであるが彼は気に入っており、満足しているとのこと。パーソナリティの活動は、彼にとってやりがいが大きい。
「多種多様な方々と話したり、この活動がきっかけでイベントに声をかけてもらうことも多い。ちょっとした有名人気分が味わえるのも嬉しいね(笑)」一方、この時代ならではの苦労もあったそう。「コロナウィルスの影響で、スタジオへの入出制限やオンラインでの対応が余儀なくされた。変化に対応しなければならなかったのは大変だったな。」と語った。
探求活動の支援ではどうなのか聞いてみると「普段は関わることのない高校生と話したり、一緒になって何かに取り組んだり出来る点にやりがいを感じるかな。」
大変なことについては、「どうやって高校生に心を開いて貰えるか、高校生の熱意と自分のミスマッチをどうやって解消していくかが難しいかな。」他にも難しい部分は多々あるようだった。
江口さんは今後の目標について「大学生であっても、社会人であっても、地域で活躍している人や何らかの活動に取り組んでいる人がちょっと見えづらい状態にあるんじゃないかなと思うんだよね。だから、もっとそういった人をはっぴぃ!FMとか探求活動の支援をする中でもっと発信していきたいと思っている。そして、もっとそういった人を地域の人に知ってもらいたいと思っているから、もっと発信力に力を入れていくことが今後の目標としてあるかな」と語っていた。
インタビューを通して彼の「もっと佐世保・若者の力になりたい!」という熱い思いが痛いほど伝わってきた。
「地域の人には、まず一番ははっぴぃ!FMの放送をより多くの人に聞いてほしいし、アプリでラジオを聴けたりもするし、どんな環境でも聞けるから是非是非地域の人に聞いてほしい。」
「高校生には、今回の記事を読んでくれていて何かやりたいことや助けてほしいことがあればいつでもSNSでも何でもいいから連絡してもらいたいし、これから楽しいことはたくさんあるから自分のやりたいことにどんどん熱中して頑張ってほしい。そして出来れば、何かしら佐世保に恩返ししてほしいな。大学とかで他県に行ったとしても佐世保に戻ってきて一緒になって佐世保をよりよい町に活性化させていってほしいな。」と語っていた。
佐世保やこれからの佐世保を共に盛り上げていく若者のために活動している彼の今後にも注目していきたい。
この記事を読んで江口さんやその活動について興味を持ってくれた方は是非一度はっぴぃ!FMの放送を聞いてみてはいかがだろうか。
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