映画「蜜蜂と遠雷」のピアノ指導をしたのは佐世保出身のピアニスト本山乃弘さん。病と闘い12月にはリサイタルもあるよー!【させつーニュース】

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「蜜蜂と遠雷」佐世保出身のピアニストが演技指導

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2019年10月に上映された恩田陸氏原作の「蜜蜂と遠雷」。みなさんはご覧になられましたか?
「映像化するのは至難の業」と言われたこともあり、大注目の映画でした。残念ながら佐世保では先日終了してしまいました。

主人公は4名のピアニスト。それぞれの年齢やバックグラウンドが違いつつ国際コンクールにむけ、激しい戦いが繰り広げられています。

実は、この映画で松坂桃李さん演じるピアニスト高島明石のピアノの演技指導をしたのが、佐世保出身のピアニストだったんです!

病と戦ったピアニスト 本山乃弘さん

名前は本山乃弘(もとやまのりひろ)さん。
1983年に五島の福江島で生まれます。

その後、佐世保に移り、早岐中学校を卒業します。14歳の時に、「全日本学生音楽コンクール福岡大会中学生の部」で、みごと2位に。

その栄誉をたたえ、佐世保市教育委員会は、「文化優秀奨励賞」を本山さんに授与しました。

市役所でその当時の資料も見せていただきました。

蜜蜂と遠雷ピアニストについて

蜜蜂と遠雷ピアニストについて

その後、佐世保から世界へ羽ばたくため、高校は東京の音大付属の高校に進学します。

ここまでを聴くと天才ピアニストの華麗なる人生に思えますよね。

しかし、大学3年生の時、困難が本山さんを襲います。
「フォーカル・ジストニア」という神経系の病にかかってしまいます。

右手がコントロールできなくなり、思ったような演奏ができなくなったのです。

ピアニストの職業病のようなもので、この病気で苦しむピアニストが多くいるそうです。

今まで弾けたものが弾けなくなる、というピアニストとしての大きな挫折。
ここから起死回生をかけて病気との戦いが始まります。

左手だけの演奏、そして右手のリハビリと、少しずつ弾けるようになり、現在では、ほぼ克服するまでになりました。

大学卒業後、渡仏し音楽院で学び、プロの演奏家として認められます。
その後も様々な賞をとり、オーケストラと、また、ソロとして演奏をし続けています。

2008年には花園中学校で演奏をしています。
その映像は コチラからみれます。

ソロ・リサイタル開催

映画の主人公の高島明石は28歳。プロを目指すピアニストとしてはもう年が若くないというハンディをもっています。
しかし、年齢制限ギリギリでもあきらめず、コンクールに挑戦していきます。

本山さんも若くして大きな挫折を味わっています。

現在も各地でコンサートを行う本山さん。
決してあきらめず挑戦し、病魔を乗り越えた人間の深みのようなものが、きっと聴く人々に感動や希望を与えているのでしょうね。

そんな本山さんが2019年12月7日にアルカス佐世保でピアノリサイタルをおこないますよ~。

くわしくはアルカス佐世保にお問い合わせくださいね!

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