佐世保に伝わる伝統工芸を守り続ける!三川内町の『平戸洸祥団右ヱ門窯』に行ってきたよ♪

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本当は教えたくないお店シリーズ~平戸洸祥団右ヱ門窯(こうしょうだんえもんがま)~

秋も深まり、アートを求めてさまようKimmyです。

本当は教えたくないけど、やっぱり教えたいお店シリーズ。
前回はこんなお店もご紹介しました。

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今回は、あまりにも身近すぎて、あらためて足を運ばないと・こ・ろ。

三川内町の『平戸洸祥団右ヱ門窯』さんをご紹介します!

三川内に行ってみよう

佐世保駅側から国道35号を南に。
「三川内山入口」の看板のある道を右折、線路を超えて田園風景を行きます。

三川内の里に入り、川沿いの道を進みます。
1軒1軒が工房で窯元、煉瓦の煙突がニョキニョキしています。
道はどんどん狭くなる・・・。

三川内町『平戸洸祥団右ヱ門窯』

三川内町にある『平戸洸祥団右ヱ門窯』にやってきました。

ご家族全員が作品作りに携わっているため、電話で訪問予約をお忘れなく。

ピンポーン!とチャイムを押すと、「はーい」と当主の中里太陽氏が工房から登場。

「雨の中、わざわざすみません、どうぞどうぞ。」と、展示室へ招き入れて下さいました。

作品の数々をまずはゆっくり鑑賞。

お父様、中里一郎氏は無形文化財菊花文様細工伝承者

お母様、中里由美子氏は唐子童子の絵付け伝統工芸士です。

窯の変遷

三川内焼は、朝鮮陶工を招き、1622年平戸藩専用に開窯。
平戸松浦氏の豊潤な財力に支えられ殿様専用の豪奢な磁器が作られてきました。

三川内焼も長い間に栄枯盛衰があり、20余りの窯元が今も残っています。

100人を超す人間を雇い、奥に大きな寮があった時期も。
第二次大戦中には男手が戦争にとられ、雇用人数は激変。

そして、戦後の器はプラスチックに取って代わられ、めっきり生産量は減ってしまったそう。

三川内焼の定義を聞いてみたところ、「難しいですね、現存の窯元でも、磁器にこだわらない所、新しい焼き物に移行してしまった所、様々です。」とのこと。

洸祥窯では、昔も今も天草の陶土がこの白さの源なんだそうですよ!
本当に白さが美しいです!

中里一郎・由美子夫妻の長男、太陽氏はその技を伝承中。

世界に広がる伝統工芸

実は、イタリア人が訪れて、インスタに写真アップしたところ・・・バンバン様々な国からお客さんが来るようになったんだとか。

東京でも・・三川内展覧会が渋谷ヒカリエにて開催されたそう。

個展も開かれ、ますますファンが増えてしまいそうな予感です!

kimmyもイヤリングを注文しちゃいました!
急がず、ゆっくり作ってもらいます。楽しみです。

三川内よかとこ!他もぜひチェックしてね!

窯の目の前には釜山神社が。

遡ると、初代が眠っているそう。

訪問を楽しんだ後は、ブラブラ散策も楽しそうです。

他にもいろんなところがあるので、あわせてチェックしてくださいね。
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平戸洸祥団右ヱ門窯
場所 佐世保市三川内町889 [地図]
営業時間 10:00〜17:00
問合せ 電話:0956-30-8606
web 平戸洸祥団右ヱ門窯
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