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えきマチ一丁目に護衛艦「あさゆき」の錨のモニュメントが設置されたましたが、もうみなさんはみられましたか?
「そういえばほかにも錨がおいてあった場所があったな」
と気になったので佐世保市内の錨のモニュメントを探しに出かけました。
探すと市内に8か所ありましたよ。まとめてご紹介いたします!
こんにちは!望月アーモンドです。
先日えきマチ一丁目に錨のモニュメントが設置されたのがニュースになっていましたね。
夜にはライトアップもするようです。
このように佐世保にはあちこちに錨のモニュメントがあります。
実際に市内の錨のモニュメントを見に行ってきました!まとめてご紹介いたしますよ~。
最近お出かけ自粛が続いているのでこれを読んで「へー」と思ってもらえればうれしいです。
冒頭でご紹介したえきマチ一丁目にあるのが護衛艦「あさゆき」の錨です。
重さは2.9トン
2020年11月に除籍になったばかりの護衛艦です。
海自から無償貸与されているとのこと。
駅前なので「錨の前で待ち合わせね?」なんてなるのでしょうかね。
1893年から1899の間にイギリスで作られた錨です。
高さは3.8メートルもあります。重さは5.5トン。
なんの船の錨かは不明です。
海沿いということでかなり錆びが進んでいるようですが、大きくて堂々としていますね。
ほかの錨のモニュメントと比べ小ぶりな錨です。
案内板など何もなかったので四ケ町商店街組合に尋ねましたところ、海上自衛隊の護船で使われていた錨とのこと。重さは2トン。
くっけん広場が開設になったときにSSKから借りて崎辺からクレーン車で運んだそうです。
気づかずにベンチ代わりに座っている人もいるようです。
2017年に除籍になった護衛艦「くらま」の錨。約5トン。
セイルタワーの外に展示しています。(ちなみに現在は閉館中)
2021年6月に浦頭国際クルーズターミナルの完成を記念して設置されたモニュメントです。
2基をクロスさせて「国際交流」を表現しているようですね。
交差点の両サイドにあるので4基も。
一つの錨をよくみると
「昭和11年12月 大島製鋼所製造 重量6屯」
とありました。
6トンはかなりでかい!
ほかの錨にも昭和17年などあり、歴史を感じます。
平成8年に除籍になった護衛艦「ちくご」の錨です。
「海の防人の碑」の横にあります。
米軍基地の入口に紺色に塗られた錨があります。
近くで写真撮りたかったのですが、撮っていいか不安になったので、グーグルストリートビューで紹介します。
これも結構な大きさですね。
ん?よく見ると金色の鳥居が手前にありますね。謎です。これはちょっと調査が必要ですね。
日本遺産旧佐世保海兵団跡にある錨。
佐世保公園のどこ?ってくらい端っこにあります。
いつの船の錨かは不明です。「ストックアンカー」という19世紀に主流とされたタイプなので古いかもしれません。
この錨がなかなか見つからず探し回っていた時に見つけたのがこちら2つの錨。
一つは1976年にアメリカからの寄贈ですが、もう一つは説明の文字が完全に風化してしまって読めません。
でも英語っぽい字がうっすら見えたのでこれもアメリカからなのでしょう。
しかも植え込みの奥にあって、まるで錨の不法投棄のようになっておりました。思わず手を合わせました…。
日本遺産の錨の場所↓
埋め込みにあった忘れられた錨の場所↓
ということで、佐世保で錨のモニュメントを8か所めぐりました。
他にもあるかもしれませんね。
最後に、錨に関する豆知識を一つ。
海上自衛隊のマークにも錨のイラストが描かれていますが、これは「絡み錨」と呼ばれるものです。
鎖が錨にからまっていると錨があげられません。これは恥ずかしいこととされています。
つまり、船乗りはいつでも最悪の状況を想定しないといけない、という教訓が「絡み錨」には込められているそうです。
へー。
港町ならではの風景としてご紹介いたしました。
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