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映画「こはく」ロケ地で横尾監督と対談
オール長崎ロケで県内を熱く沸かせている映画「こはく」。
みなさん、公開がもうすぐになりましたね!
佐世保市で撮影されたシーンもたくさん出てきますよ!!
住んでいると「いつもの風景」な佐世保市が、スクリーンでどんな風に映し出されるか楽しみですね~。
今回、なんと、させぼ通信編集部は映画「こはく」の横尾初喜監督と市内ロケ地のとある階段でお話させていただきました~!
佐世保出身で現在映画監督やドラマ等で活躍される横尾監督。
夢を追いかける人生の長い階段はどんなものだったのでしょうか。。。
なーんて、真面目な話は、きっとたくさんのインタビューでお話されてますよねー。
てことで、させぼ通信では
「人生のように長いロケ地の階段を一緒に数えてみよう~」
というゆる~い企画を横尾監督とトゥギャザーしてみましたよ!
映画から感じるイメージとは違う監督のお人柄が見れちゃうかも!?
では、レッツカウント~!
ロケ階段って何段あるのかなー?


せっかくだから、いろいろインタビューもさせてもらったよ!


『こはく』は自分の半生でもあるから、その映像にもこだわりたかった。
佐世保、、、長崎県のこの風景が必要だったの。

っはー。
家族愛がテーマの作品で、予告編を見ただけでも心が揺さぶられる衝撃がありましたー!
でも、切ないシーンも、どこか温かみを感じる映像になっていましたが、横尾監督の目には佐世保はどのような街に映っているんですか?
っはー。


大丈夫(笑)?
佐世保・長崎は本当に「優しい街」。
そこが伝わっているなら嬉しいね。
撮影中も街の「優しさ」をすごく感じる機会がたくさんあって。
例えば、夜中の撮影なんて、照明の関係で近隣の方々に迷惑に思われることも少なくないんだけど、佐世保・長崎での撮影は逆に応援してもらって。
「なんばしよっと~??」
って家から出てきて見に来てくれたり。
「めったになか機会やけん、うちのばあちゃんにも見せたか!!」
っておばあちゃんと一緒にモニター見ながら撮影したりもしたよ(笑)
あとは、
「疲れてるでしょ~?頑張ってね」
ってデコポンを100個くらいもらったこともあったな~!
みんなそれが嬉しくて(笑)
「優しさ」が詰まっている街だよね。

頂いたデコポンを持って嬉しそうなキャストの方々(左から大橋彰さん(アキラ100%)、井浦新さん)

はぁはぁー・・・。
いや、ほんと息もあがって来た。
しんどいです。
てことで、ご活躍されてる横尾監督ですが、これまで登って来た人生の階段は立ち止まることはなかったんですか?
はひー。

もちろんあるよ!人生ずっと順調に進むわけないから!(笑)
僕は、学生の時は映像関係とは全然違う分野の勉強をしてたんだけど、
「このまま大人になって、自分は笑えてるのかな。人を笑顔にできてるのかな。いや、笑えねぇな。」
って思うようになって。
今なら、どんな仕事でも人を笑顔にする力があるっていうのはわかるんだけど、その当時の自分にはわからなくてね。
いつからか「みんなをハッピーにできるのは、ドキュメンタリ、物語なんだ」って考えるようになって、それで映像関係の仕事をしたいなと思うようになったの。
このあたり、立ち止まって考える時間だったかな。

ぜんぜん違う道に進もうとしていたんですね!
人をハッピーにさせたいって気持ち、なんだか今の監督とお話ししていてビリビリ伝わってきます(笑)


でも、とにかく「食べれない、寝れない」でキツくてツラくて。
夢に見た世界だったけど、またそこで半年くらい休んで立ち止まってた時期があったな。
でも、また映像の世界に復帰して、とにかく諦めずに頑張って、今になるね。

そうですよね。
でも、しんどーっ!!
待ってください!!
人生の階段を立ち止まったとき、どんなことをしてまた登って来れたんですか!?


もうちょっとばい!!
また登り始めたのは・・・
「諦めなきゃよかった」って後悔した経験があるからだね。
昔、高校時代だけど、本気で「バスケで食べていこう!」って思った時期があったんだよ。
けっこう強いチームで、キャプテンやってたし、自信もあった。
でも、最後の試合はV4で終わったの。
負けたこともすごい悔しかったし、身長がそんなに高いわけじゃないし、「やっぱバスケは無理だよ」ってそこで自分を納得させて諦めちゃったのね。
でも、2つ下のある選手が、自分とあんまり変わらない身長なのにNBAに行ったことを知ったの。
もう、驚いたし、悔しかったし、すごく後悔した。
身長なんか全然言い訳にならない。
諦めずに頑張ればよかった!!って。
「諦めない」っていうことの大切さと結果につながる力を痛感したから、立ち止まってもまた昇り始めれるんだと思うよ。


なんとイイお話。
いろいろ身に沁みます。
そ、そして、やっと登ったー!!!
おぉ!これが監督の、そして映画「こはく」の原点と言える景色ですね!!


こう家がまるで寄り添って建っているみたいでしょ。
もう、この街の「優しさ」があふれ出てる風景だよね。
この家と家の間の細い道を走り回ったり、思い出すなぁ。
ここで撮影できて、良かった!



これは、母が言ってた言葉なの。
きっと解釈は、人それぞれ、色んなものがあると思うけど、映画を見てこの言葉をどんな風に感じてもらえるか楽しみです。
横尾監督の新作映画「こはく」
こんなに素敵な横尾監督の最新映画「こはく」が2019年6月21日に公開されます!



って感じに仕上がってます。
切ないストーリーでもあるから、なんていうか
リアリティがエグい・・・(笑)
タイトルの「こはく」。
お父さん探しの旅に出る大人になった兄弟が、覚えてなかった思い出も「長い年月をかけて、土の中で固まって、あたたかい光になる琥珀」のように、月日が経ってから触れてみると実はとっても優しいものだったっていうことなの。
こころの中にある、忘れてしまった琥珀色の思い出に触れるきっかけになる映画かもしれませんね。

いろいろとお話を聞いて、熱い思いに感動しちゃいました。。。
そして、話に夢中になっていつの間にか階段数え忘れました!!
ごめんなさい~!!!!!!
だれかご存知の方、教えてくださいー!!
切なくて優しくて暖かい映画「こはく」。
ぜひお友達や家族と観てくださいね~!
6月22日(土)映画「こはく」舞台挨拶決定
映画「こはく」佐世保シネマボックス太陽での舞台挨拶がありますよ~!
監督・キャストによる舞台挨拶が予定されています。
舞台挨拶前売りチケットは シネマボックス太陽にて購入できますよ!
直接行かないと購入できませんが、まだ席があるか電話でお問い合わせは可能ですって。
ぜひぜひ~。
①
②
登壇者(予定):井浦新さん/大橋彰さん(アキラ100%)/遠藤久美子さん/横尾初喜監督
3階チケットカウンターにて販売(先着順)
劇場OPEN時~20:30迄(先着順の為、完売次第終了いたします)
チケット料金:通常料金 ※前売券ご利用可。
☆トークショー追加情報☆
緊急決定!追加トークショーが2件ありますよ!
させぼ五番街 映画「こはく」公開記念イベント
2019年6月23日(日)に、させぼ五番街で、映画「こはく」公開記念イベントとして「横尾初喜&遠藤久美子トークショー」が開催されます!
させぼ五番街でのトークショーは、観覧無料になっているので、6月22日(土)の舞台挨拶チケットをゲットできなかったって方は、させぼ五番街へ足を運んでみてはいかがでしょう?
シネマボックス太陽 ミッドナイト上映トークイベント&サイン会
シネマボックス太陽で公開初日6月21日(金)23:30会場(予定)でミッドナイト上映+トークイベント&サイン会が決定いたしました~!!
ゲスト(予定)は井浦新さん、大橋彰(アキラ100%)さん、横尾初喜監督ですって!
映画上映後、トークイベントがあるそうですよ!
※トークイベント後にはサイン会を実施致します。(ミッドナイト上映鑑賞者でパンフレット購入者限定)
めっちゃ豪華なイベントですね!
お時間の都合がつかれる方はぜひ!!
シネマボックス太陽
住所 | 長崎県佐世保市島地町1-17 [地図] |
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時間 | チケット購入 劇場OPEN時~20:30 |
電話 | 0956-24-5151 |
web | シネマボックス太陽 シネマボックス太陽 |