伝統を守る町!三川内の魅力「みかわちかわいい」を堪能してきたよ〜

みかわちかわいいプロジェクト

みかわちかわいいプロジェクト

みかわち観光ガイド協会が開催している「みかわちかわいいプロジェクト」ってご存知でしょうか?
三川内の「かわいい」をテーマに、地元民ならではの目線や、観光客の新たな目線で探したり、一緒につくりあげたりして、地域を盛り上げるプロジェクトなんですね〜。

今回はやきものの里、みかわちのかわいいをさせぼ通信御一行で楽しんできました。

1.400年の歴史を誇るみかわち焼き

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三川内は産業としての「窯業」と、伝統工芸としての「みかわち焼」を代々受け継ぎ、約400年もの歴史と伝統がある町ですね〜。
400年以上の歴史を誇る「みかわち焼」は、国の伝統的工芸品にも指定されており、佐世保市を代表する特産品です。

豊臣秀吉が起こした朝鮮の役を別名焼物戦争ともいいます。この時、各地の大名達は秀吉に命じられ競って朝鮮の陶工を連れ帰りました。二十六代平戸藩主松浦鎮信(しげのぶ)が慶長三年(1598)に連れ帰った陶工の一人古巨関(こせき)は藩主の命を受け平戸・中野で最初の窯入れをしました。これが中野窯で三川内焼の始まりです。しかし、良い陶石に恵まれなかったため、巨関と息子の今村三之丞は平戸領内を陶石探索の旅に出て最後に落ちついた所が三川内だったのです。
二十八代平戸藩主松浦隆信は三之丞に三川内山に藩用の製陶所を開くことを命じました。寛永十五年(1638)二十九代藩主鎮信は三之丞を皿山棟梁兼代官に任じ、寛永二十年(1643)には皿山役所の出張所を木原山と江永山に設けました。それが三川内皿山の起こりです。

うむ〜。ちょっと難しいですけどこれがみかわち焼きのはじまりなんですよ!

ところで、皆さま「みかわち焼き、みかわち焼き」って何度も言っていますけど、みかわち焼きってご存知ですか?
“唐子”(からこ)の絵柄で有名ですね〜白磁に藍色での絵付けが特徴のみかわち焼き。
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なぜ唐子なの?と思いの皆さま様もいらっしゃると思います〜

中国風の服装や髪型をした子どもの姿を描いた唐子は、みかわち焼のなかで世間に最も知られたモチーフです。

多くの男児に恵まれることが中国では幸福の象徴とされていたため、幸せや繁栄を表す図案として、唐の時代(八世紀)から工芸意匠に描かれていました。中国の染付図案として日本にも伝わり、平戸藩(長崎県)の御用窯として、みかわち焼がほぼ独占的に唐子を描いてきたようですよ〜

みかわち焼の唐子は、松や太湖石(たいこせき)、牡丹などの図案と一緒に組み合わされることが多く、ほとんどの場合、子どもの人数は三人、五人、七人と奇数になっています。
みかわち焼きの唐子を見られたら、人数を数えられてみて下さい〜
わたくしサキも知らなかったのですが、本当に奇数の唐子が描かれていますよ!

2.三川内焼美術館の魅力

ささっ!みかわち焼きの歴史をちょっとだけ分かったところで、、、
三川内焼美術館を見学してきましたよ。
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江戸時代からの名品100点と現在の窯元26軒の作品を見ることができます。
入り口にはど〜〜〜んと唐子が400人⁉も描かれた大皿が!!

実際に見ると迫力があり
かつ繊細で、、、一気にみかわち焼きの世界に引き込まれました。
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わたくしの目に留まったのは豆皿!美しい白磁に藍色のみでの絵付なのに1つ1つ個性があり、上品かつかわいい♡
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こんなみかわち焼きもありました〜
ぎゃーーーーー舌が、、、、遊びごころ満載ですねw
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みかわち焼きの歴史を記す展示物があったり〜
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ゆっくりと名品を味わいながら鑑賞することができますよ!
思わず足を留めてまじまじとみかわち焼きとみかわち焼きの歴史を楽しみました。

3.絵付け体験

三川内焼美術館を楽しんだあとはさせぼ通信のみんなで絵付け体験をしましたよ。
なんと三川内焼美術館で体験できちゃうのです。

お皿マグカップ湯のみの3種類から好きなものを選んで絵付けできます。
わたくしサキは迷わず1番絵付けしやすいであろうお皿を選びましたw
させぼ通信メンバーにも「お皿にして下さいね〜」と。選択権など与えないという!
何様だ!!
素焼きのお皿はこんな感じ〜わたくしの手のひらサイズ!!
ん?分かりますかね?w
このお皿が窯で焼くとギュっと一回りくらい小さくなるんですって!
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素焼きのお皿に呉須(ごす)で絵付けをします。
呉須とは、染付け磁器の模様を描く青藍(せいらん)色の顔料らしいですよ〜
三川内陶磁器工業共同組合の鶴田さんに絵付けの仕方を教えていただき、、、
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さあ!絵付けスタート!

みんなで佐世保にちなんだものを絵付けしよう〜となりました。
何を描くか真剣に悩んでおります、、、右下に写っている筆と呉須で描くのですよ〜
佐世保にちなんだもの、、、みんな何をチョイスするのでしょうね〜
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鉛筆で下書きが出来るから安心!鉛筆で下書きしたところは窯で焼くと綺麗に消えちゃうんですって〜
みんな真剣です。

実際、自分たちの手で描いてみるとま〜〜難しい!!みかわち焼きをこの目で見てすごいな〜とは思っておりましたが筆で絵付けするのってすっごく技が必要です。
藍色一色で色の濃淡、繊細さ、一つ一つ丹念に絵柄を描きます。大変見応えのある図柄を描く絵付け氏さん達の凄さが自分たちで描いたからこそ分かりましたよ〜!!

描くこと数十分、、、

完成しました〜!!!
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どうでしょう〜?1人1人個性が出ていますね!
わたくし長串山のツツジを描いたつもりが、、、最後の最後に「ツバキサキ」と、、、
アホですね、、、アホ以外の何ものでもありませんね。。。

焼き上がるのに、約3週間かかるようです。

はい!!こちら出来上がりです!!
どうですか?ステキじゃないですか?素焼きのお皿と全然違って、、、みかわち焼きっぽい!
あ!みかわち焼きですけどね〜
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本当に貴重な体験ができましたよ!みかわちかわいい作品ができました〜

皆さまも世界に1つのみかわち焼きを作ってみてわ〜?

みかわち焼き体験プログラム 絵付け体験
所要時間約50分
体験料1,000円
種類皿、マグカップ、湯のみ
定員最大200名
予約の有無10名様以上の場合要予約
お問合せ三川内陶磁器工業協同組合
佐世保市三川内本町343 [地図]0956-30-8311

4.三川内皿山まち歩き

 

お次は、「三川内皿山まち歩き」に出かけましたよ!
絵付けを教えて頂いた鶴田さんにガイドをしていただきました。
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まずは東窯跡を案内して頂きました。ここが窯の始まりと言われているそうですよ〜。
東窯跡は、全長120mで、17世紀後半から昭和12年まで使用されており、金剛谷窯と呼ばれた三川内皿山で最大規模の登り窯だそう。
平戸藩の御用窯として重要な役割を担っていたそうですよ。

飴色に窯変した窯の内部「オンザン(炎の通り道)」が近くがにありました〜
ここを炎が通ってたなんて!!昔の方々の知恵はスゴイですね!
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歩いていると、おおっ!なにかちょっと珍しい塀が!これは鶴田さん曰く「トンバイ塀」というものらしいです。古い登り窯の壁に使われていた古いレンガを再利用したものらしいですよ〜
触るとツルツルしてました。情緒溢れる壁だこと〜
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風情ある街並みを歩くだけで楽しい〜現代の暮らしとマッチしていて素敵なところだな〜と感じました(^^)

何てない道ですらかわいく感じ、足を止めてしまうのです〜
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続いて案内して頂いたのは平戸松山(しょうざん)窯の展示場。
平戸松山窯は伝統を受け継ぐ窯元です。三川内焼の代表的な唐子、唐草文様、祥瑞文様などを描いているんですって〜
かわいい唐子絵が描かれた器を見ることができますよ〜
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展示場内は広々していて、沢山の三川内焼を楽しむことができます。
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クスッと笑わせてくれる唐子の三川内焼があったり!うん!鼻ほじってますもんね!
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展示場では三川内焼の購入もできましたよ(^ ^)
手に取って三川内焼を見ることができます。手に取ると改めて細やかで熟練した技術をまじまじと感じ取ることが出来ました。

歩いているとかわいい煙突が!
昔の三川内の街並みが感じられますね。
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最後に三川内焼を開拓した2人の陶祖神を祀る「陶祖(とうそ)神社」と「釜山(かまやま)神社」を案内して頂きました〜

まずは「陶祖神社」。
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陶祖神社には、三川内焼の祖こと、如猿(じょえん)が祀られています。如猿は、今村三之丞(さんのじょう)の子で天草陶石を発見し、天草陶石がすんごくいいことをつたえる初めて白磁の器を作った人江上の三ツ岳の網代土を調合して、素晴らしい白磁を焼成し三川内焼を大成させ、34歳の時に三川内御細工所を新設したそうですよ〜
その功績が讃えられ、陶祖神社は代々、平戸藩御用窯(御細工所)の棟梁を勤めた今村家の先祖を祀る神社になっていますって神社マニアのヨネっちに教えてもらいました〜!
あ!もちろんガイドの鶴田さんにもw

あっ陶祖神社の近くにあったマンホールがかわいい♡
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おつぎは「釜山神社」。
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釜山神社には、三川内皿山の氏神である天満宮の境内社として、三川内焼の教祖の一人である高麗媼(こうらいばば)の業績をたたえ祭神として祀られているそう〜
寛文12年(1670年)、106歳の天寿を全うした高麗媼は亡くなる時に「棺を燃やして煙が地を這ったらこの地へ埋葬し、天へ上ったらお骨を朝鮮半島に帰してくれ」という遺言を残し、煙が地を這った為、この地に祀られることになったらしいですよ〜ってこちらも神社マニアのヨネっちに教えてもらいましたよ〜!
あ!こちらももちろんガイドの鶴田さんにもw

神殿まであと少し!のところに太鼓橋がありました〜
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これ1枚の石?岩?で、できているんですって〜
ここでも昔の方の技術の凄さにビックリ!!

色々な発見ができ楽しい皿山歩きでした。

「みかわち皿山歩き」をしてみて、三川内焼の歴史をとても知ることができましたし、皿山のまちがとってもステキ!!と感じました。

三川内はいかがでしたか〜?みかわちかわいいものが沢山だったでしょう〜?

皆さま是非沢山の伝統がある三川内に足を運ばれて、三川内の魅力を感じてみてはいかがでしょうか〜?

三川内皿山まち歩き
集合・解散三川内皿山公園
所要時間約1時間30分~約2時間
定員30名(最少催行1名)
料金1人500円(3名以下は全員で1500円)
申込方法三川内陶磁器工業協同組合へお電話にて
電話0956-30-8311
web 三川内陶磁器工業協同組合

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WRITERこの記事をかいた人

サキ

とりあえずミーハー。男の子2人のママでございます。 お花をちまちま扱うのが好きな女子です。 女子と言っていい歳でいいのかは不明ですがww ふらふらどこかに出没します。