理系男子でおなじみTAKE-Dです。こんにちわ。
わたしが思うに、理系男子の好きなモノランキング上位に上がってくるのは、「科学・工作・パン」なのではないでしょうか?
この度、偶然にも、わたしたちが好きなモノが詰まったイベントが、佐世保で開催されているようなんですよ!
おもしろ工作ひろば
少年科学館『星きらり』が、身近な科学の力を使って工作するイベント「おもしろ工作ひろば」
工作するだけではなく、簡単な実験をしたり、作ったもので遊んだりしながら、さまざまな体験を通して「不思議だなぁ?」って気づく目を養うというもの。
3月11日・12日のテーマは
〜電気パンを作ろう〜
はて?電気パンとは?
「新食感!食べるとピリッ!とくる、電気を帯びたパン」、もしくは、「フライパン自体にクッキングヒーターのようなシステムが内蔵されていて、どこでも調理ができるスグレモノ!」なんてものを想像しましたが、そのどれもが違うようでして・・・
電気パン(でんきパン)とは
電気パン焼き器でパン種に電流を流すことで出るジュール熱を用いて作られるパンのことである。Wikipedia –電気パン–
このジュール熱というのは、抵抗がある物質に電流を流したときに発生する熱エネルギーのことです。
今回の食材「パン」で言うと、オーブンのように外から熱を与えるのではなくて、パン生地そのものが、電気抵抗の熱エネルギーで焼ける。みたいな感じですね!

電気パン焼き器
電気パン焼き器は、カンタンに作れるようで、木材などで枠状の開いた箱を作り、その側板内側の対面する二つの面に金属の板を貼って、それぞれ電極をつなげるだけ!
こちらは昭和館所蔵品。(当時コンセントは未だ普及しておらず、電球のソケットにつなぐ仕様。蓋はない)

電気パンの作り方
①電気パン焼き器に、キッチンペーパーを敷き、水を含ませる

②市販のホットケーキミックスを水で溶いたものと食塩を混ぜる。余分な水分は枠と底の隙間から滲みだす

③通電し、約20分経過後

④枠を外して出来上がり〜

味や食感は調理の方法と原理からしても、「蒸しパンの仲間」になるらしい。
ちなみに、歴史としては、第二次世界大戦後の数年間、配給の食用粉を用いて、電気パン焼き器(ありあわせの材料を用いた手製のほか、既製品も販売されていた)でパンを作ることが普及・流行したようですが、数年間でほとんど姿を消したそうな。(諸説あり)
と、いうわけで。
興味がある方は、さらっと問い合わせてみてはいかがでしょうか?
おもしろ工作ひろば
日程・料金 |
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時間 |
10時30分~ 11時30分~ 13時30分~ 14時30分~ |
会場 | 佐世保市少年科学館 星きらり |
お問合せ | 佐世保市少年科学館 星きらり 0956-23-1517 |
- 個人のご予約はできません。団体でのご利用は、材料準備の都合上、1か月前までにご相談ください。
- 工作時間は、30分程度です。(内容によって異なります。)
- 座席に限りがあります(20席程度)。多数の参加者が見込まれる時には、申込表に記入していただき席を確定した後のチケット購入となる場合があります。
- 工作内容は変更になる場合があります。
- 材料がなくなり次第終了となります。予めご了承ください。
佐世保市少年科学館 星きらり
住所 | 長崎県佐世保市保立町12-31 [地図] |
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休館日 | 火曜日・祝日・年末年始 |
電話 | 0956-23-1517 |