集客力診断の詳しい解説とホームページ集客のヒント
LINE公式アカウントからWEB集客力診断[ホームページ版]に進まれた方へ診断の内容について詳しく解説していきます。
また、それぞれ改善のヒントも提供していますのでぜひ運営や今後のリニューアルの参考にしてください。
まだ診断を試せていない方はこちらからどうぞ>WEB集客力診断[ホームページ版]
WEB集客力診断[ホームページ版]の詳しい解説
長崎県佐世保市でローカルメディア(地域ブログ)の運営で月間20万を超えるアクセス、メディアのSNS総フォロワー2万以上と、7年間のWEBマーケティングを経験を持つ。
現在は、WEBマーケティングのアドバイザーを金融機関にて実施し、店舗オーナー向けにWEB集客のコンサルティングを行っている。
設問① スマホ対応(レスポンシブデザイン)になっているか
これは説明するまでもなく、ホームページをパソコン画面で見た時と違い、スマートフォンなど小さく縦長の画面で見た際にも見やすくなっているかです。
今、スマホで情報を探す人が多く、業種にもよりますが、50〜90%の人がスマホでインターネットを閲覧しています。
スマホ対応していないホームページはスマホの検索順位に大きく影響します。同じランクであればスマホ対応のページの方が順位が優先されたりしますし、タップされてサイトに入ってきたとしても見辛いレイアウトのためすぐに離脱されてしまいます。
スマホ対応は現代では必須な項目になっていますのでリニューアルの際はスマートフォンでの表示を中心に考えてくださいね。
ホームページのスマホ対応は制作会社に任せるしかありません。リニューアルの際に、スマホ対応のホームページかつ、SNSと最適な順序で連携をしてもらいましょう。
もちろんホームページ内の導線設計が一番大事ですので、ユーザーファーストでガッチリとホールドし、信用を高めるコンテンツを自然と読んでもらい、問い合わせや申込みにつなげる設計をしていきましょう。
早急なスマホ対応を
設問② 会社・組織名でGoogle検索した時のあなたのホームページの掲載順位
これはあなたのお店や会社名組織名での検索(を指名検索という)したときにGoogle検索でどのような順位になっているかの質問です。
基本的にGoogleはユーザーの検索意図に対して最適な結果を表示させるために日々研究を続けているサービスです。
なので基本的に名詞で検索した場合は1番に公式のホームページまたはGoogleマップのビジネスプロフィールが表示されるのが普通です。
ホームページを開設していて、会社名や組織名という名詞で検索をした時に、1ページ目の1番上にあなたのホームページが出てきていないのはなにか問題が起こっている可能性があります。
- ホームページが公開されていない
- Googleにインデックスされていない
- ポータルサイトに負けている
のうちのどれかの結果になっているのでひとつひとつ見ていきましょう。
ホームページが公開されていない
ホームページは作った(作ってもらった)のに公開されていない、ということはあるの?って思われたでしょうが、私の経験から意外とあることです。
ホームページを作ったあなたや制作会社が、ドメインまたはサーバーのどちらかの契約更新を怠っていて表示されていないケースや、メンテナンスや修正後公開していないなどが考えられます。
Googleにインデックスされていない
次のインデックスというのは、Googleの検索結果に表示されないことで検索エンジンがホームページのことを認識していないということです。
Googleの検索エンジンはインターネット上を縦横無尽にチェック(クロールという)していますが、到達するためのルートがなければそこにたどり着くのは難しくなります。
家を建てても住所を登録しないと郵便が届かないようにホームページを作ったらGoogleに教えてあげる必要があるのです。
ポータルサイトに負けている
グルメなら食べログ、不動産ならSUUMO、美容室ならホットペッパービューティーと(全部リクルート!)いう風に、業界の情報をまとめているのがポータルサイトです。
Google検索は基本的には探している情報を上位に表示させるのですが、順位は様々な要素で決まっていきます。
あなたのホームページがしっかりとした作りだったら1位に表示されている可能性は高いのですが、簡素なホームページであればポータルサイトに負ける可能性があります。
ポータルサイトはユーザーからの情報を集めることでコンテンツ(内容)が揃っていく仕組みが多く、店舗情報や写真など、あなたのホームページよりも情報が充実している場合は検索順位では負ける可能性があるわけです。
指名検索で上位表示されていないのはエラーの可能性が高いため、エラーの修正が必要です。
まずは公開状態にし、タイトルなどに店舗名を入れ込み、会社概要ページを整え、サイトのdescriptionなどにも店舗名等を入れておきましょう。
そしてGoogleサーチコンソールからサイトマップ送信し、SNSやポータルサイトなどから被リンクをもらうなどしてGoogleにインデックスしてもらいましょう。
指名検索が1位じゃない原因を探ろう
設問③ [地域名+業種カテゴリー名]でGoogle検索した時のあなたのホームページの掲載順位
これはあなたの業種やカテゴリー名で検索したときにGoogle検索でどのような順位になっているかのチェックです。
[佐世保 リサイクルショップ]や[佐世保 ラーメン]、「佐世保 印刷会社]などです。
このカテゴリー検索で1位または上位に表示されると多くのアクセスを集めることができます。ですので、上位にあるホームページはしっかりとしたSEO対策をしていることでしょう。そのままの上位の順位をキープし続けるために定期的なアップデートや順位上下のサイトを研究しながら日々のSEO対策を継続していきましょう。
しかし、、どのカテゴリーでも先ほど紹介したような大手が運営するポータルサイトやローカルメディア(地域ブログ)が上位に君臨しているのではないでしょうか。
Googleの検索は、最適な結果を表示させる仕様になっていると前述しました。
検索ユーザーが入力した[佐世保 リサイクルショップ]とキーワードからは、佐世保にあるリサイクルショップを探しているのだな、という検索意図が予測されます。そのため、A店というリサイクルショップをどこよりも上に表示させることは最適とは言えないのです。
リサイクルショップに行きたい人のためにまずは地図情報を表示させ、次にリサイクルショップの情報を網羅したポータルサイトを表示し、その後さまざまな要素を勘案してつけられたページランクにより個別のリサイクルショップのホームページが表示されます。
ポータルサイトより上に表示されるためには?
って疑問が頭に浮かびませんでしたか?
ポータルサイトに勝つためには、ポータルサイトよりもカテゴリーに関する情報が網羅してあり、質と量が兼ね備わっていて、信頼の高いサイトからリンクを得たオウンドメディアなどを持つ必要があるんです。
と簡単に書きましたが、正直いいますとポータルサイトに勝つことはとーっても難しいことなのです。
勝ち負けではなく、Googleでのカテゴリー検索上位にあるポータルサイトとは競合という関係ではなく、協力関係と考えるのはどうでしょうか?
SEO対策を頑張り、オウンドメディアを作成し、検索上位のポジションの獲得にかける時間と労力そしてお金というコストは相当額かかってきます。
ですが、ポータルサイトからの集客に紹介料が発生したとしても常識の範囲内のはずです。
ポータルサイトからの紹介もアクセス流入がなければ広告という手があります。自力での検索結果上位は一部のホームページしか獲得できないため、リスティング広告で検索結果の上に表示させるという方法も検討しましょう。
カテゴリー上位のポータルサイトと共存しよう
設問④ SNSやポータルサイトなどホームページ以外にもあらゆるところにURLを設置しているか
Googleの検索だけがホームページにたどり着くルートではありません。
FacebookやInstagram、TwitterをはじめとするSNSだけでなく、食べログなどのポータルサイトや地域ブログ、そして看板、名刺やチラシ・パンフレットなどの印刷物までインターネットだけでなはいあらゆるメディアがホームページと見込み客のタッチポイントとなります。
URLだけを記載するだけでなく、リンク設定を行ったり、検索キーワードを指定したり、QRコードを設置したりと、あらゆる手段を使ってホームページに訪問してもらう施策を考えていきましょう。
被リンクを最大限増やそう
設問⑤ 見込み客属性に見やすいデザインとレイアウトになっているか
見込み客を私は「あなたのサービスを喜んでくれる人」と定義しています。
喜んでくれなさそうな人をいくら集めてもなんの肥やしにもなりません。喜んでくれて初めてリピートや紹介になってくれますし、逆に喜んでくれないとクレームや悪い口コミにつながるからです。
そんな見込み客の属性に対して、ホームページのデザインやレイアウトが整っているかは大変重要な部分です。
デザインがキレイというだけではなく、見込み客にとって見やすいデザイン・レイアウトかということです。
年令や性別だけみても文字大きさやフォントの種類は変わってきます。
見込み客の属性がどのようなサイトを見ているかによってレイアウトも変わってくるでしょう。
誰が訪れて、どういう行動をとってもらいたいホームページにしたいのかを意識してデザイン・レイアウトを決めていきましょう。
見込み客に気に入られるデザイン・レイアウトにしよう
設問⑥ 見込み客が知りたいコンテンツ(情報)が揃っているか
ホームページを読み進めてもらうためには、見込み客が知りたい情報を揃えることが重要です。
知りたい情報とは、失敗しないための情報です。誰しも損をしたくないのです。
そこで見込み客がどういうことを知りたくてホームページを訪れているかを考える必要があります。
まずはGoolgeサーチコンソールで検索クエリ(検索キーワード)と訪問ページを確認します。検索キーワードからどのようなことを知りたいかを想定します。
それを解決するコンテンツ(情報)を揃えていきます。
さらにそこから以下の情報を見てもらう導線を用意しておきます。
- 自社の店舗・商品サービスの特徴
- 他社との違い
- 料金や費用
- サービスの利用・導入の手順
- 導入事例やお客様の声
- スタッフや運営者の写真
これらは信用を上げていくために必要なコンテンツです。
まずは見込み客が知りたいコンテンツを揃え、その後、こちらが伝えたいコンテンツへと自然と流していくのが鉄則です。
店舗・商品の特徴、導入手順、お客様の声を揃えよう
設問⑦ どのページからもゴールページへ誘導しているか
ホームページは1ページ1ページが単独で存在しては集客効果が高まりません。
イメージとしてはベルトコンベアーのように目的となる場所まで見込み客を誘導してあげる必要があります。
ホームページ内のどのページを閲覧しても最終的に行動を起こしてもらうページへ誘導しましょう。
見込み客が知りたいことを解決するページを読んだあと、こちらが伝えたいコンテンツへと流し、その後必ず登録や問い合わせなどを受け付けるためのゴールページを設置してください。
行動を起こさせるためのページを用意しよう
設問⑧ 見込み客がほしいもの(資料や情報)を揃えているか
申込みなどの大きな行動を起こすためにはとても高いハードルが存在します。
そのまえにコンテンツで信用を高める必要があることは前述したとおりです。
それでも申込みや問い合わせなどは躊躇されるもの。そこで小さなハードルからクリアしてもらうために【オファー】を準備します。
相手がもっと知りたいことや欲しい物、情報を持っていることを提示し、登録や問い合わせをするとそれが手に入りますよ、という提案です。
オファーの種類は様々で、
- 料金表
- 導入事例集
- チェックリスト
- お役立ちPDF
などがあります。
見込み客が欲しい物と引き換えにメールアドレスなどの情報を取得して連絡ができる関係性を構築することにも繋がりますし、相手が望む情報を渡すことで信用をさらに高めることに繋がります。
見込み客が欲しいプレゼントを今すぐ用意しよう
設問⑨ SSL対応(https://~)になっているか
SSL(Secure Sockets Layer)とはインターネット上の通信を暗号化する技術です。
インターネット上のデータのやりとりは、そのままでは第三者に傍受・改ざんされる危険性があるため、通信を暗号化することで訪問者のブラウザとサーバー間のデータ通信を守ることができます。
SSLに対応すると、URLがhttp://〜からhttps://〜に切り替わり、ブラウザの検索バーで「保護されていない通信」から「保護された通信」と危険を知らせる赤から安全な緑に表示が変わります。
お問い合わせや申込み、求人の応募など「名前」や「電話番号」、「メールアドレス」を入力する際に「保護されていない通信」とでていては入力を躊躇してしまいます。
入力の躊躇だけでなく、「セキュリティ対策していない信用できない会社」という印象を与えてしまう可能性があります。
問い合わせなどの反応をもらうためにはSSLへの対応は必須です。
まだhttps://〜になっていない会社は制作会社に早急に依頼しましょう。
https://で情報を送信する安心感を与えよう
設問⑩ 登録申し込みや入力フォームがシンプルかどうか
登録や資料請求、問い合わせのフォームでも入力項目がどれだけシンプルになっているかが集客には重要です。
名前、組織名、電話番号、メールアドレス、組織の規模、当社を知ったきっかけ、など項目が多くなってしまった場合、見込み客から本当に「入力する価値がある」と思われない限り「めんどくさい」となりその先には進んでもらえません。
もちろん問い合わせしてくれる見込み客となりそうな人・会社の情報はたくさん欲しいのが企業側の言い分でしょう。
でも見込み客は可能な限り教えたくないと思ってるわけです。
見込み客の情報はコミュニケーションを続けていくうちに関係性を構築していくことで自然と相手から教えてくれるようになります。
フォームはシンプルが一番です。
フォームはシンプルに
ホームページでのWEB集客のヒントまとめ
集客力診断の詳しい解説と、ホームページで集客するヒントを紹介してきました。
- 早急にスマホ対応しよう
- 指名検索が1位じゃない原因を探ろう
- カテゴリー上位のポータルサイトと共存しよう
- 被リンクを最大限増やそう
- 見込み客に気に入られるデザイン・レイアウトにしよう
- 店舗・商品の特徴、導入手順、お客様の声を揃えよう
- 行動を起こさせるためのページを用意しよう
- 見込み客が欲しいプレゼントを今すぐ用意しよう
- https://で情報を送信する安心感を与えよう
- フォームはシンプルにしよう
ぜひ一つ一つが現在のホームページに備わっているか、ホームページリニューアルの際に取り入れることができそうかを検討しながらプロジェクトを進めていっていただき、リニューアルによって集客が何倍にも増えていくことを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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