看板からトイレの詰まりまで?40周年を迎えた看板屋さん「カワハラネオン」に突撃してみた!

ゴリラの看板でおなじみ カワハラネオン広告

佐世保の南部に位置し、佐世保を代表する観光地「ハウステンボス」にほど近い江上交差点から西へ。

片側2車線の道路沿いにある「ゴリラの看板」でおなじみ「株式会社カワハラネオン広告」さん(以下、カワハラネオン)がこの度、40周年を迎えられたってことで、長く事業を続ける秘訣やどんな仕事をしているのか話を聞きにいってみたよ!

ゴリ・・・いえ、彼はキングコング

会社への入り口に立っているのは、カワハラネオンのネオン看板とキングコングのモニュメント。今は歌舞伎Verです。今後のゴリラさんの変化も期待しちゃうところです。
カワハラネオンーゴリラの看板

 
歌舞いているゴリラを横目に、坂道をあがっていくと今度は工場(こうば)の壁にプロが書いてない風なやさしい絵が。
これは地元の高校生に描いてもらったという絵。企業見学・職業体験での一貫、的らしいです。会社の正面の一番目立つところに描かせちゃうところがすごい。

カワハラネオンー工場の壁絵

 
さて、いよいよ入ろうかしても呼び鈴的なものはなく、ここはやはり、「ノック」という意思伝達手段を使って。
カワハラネオンー事務所入り口

 
コンコン、ガチャ、しつれーします!
事務所に入る藤村

 
株式会社カワハラネオン広告の専務 川原譲さんが出迎えてくれました。
カワハラネオン川原専務

さっそくいろいろ聞いてみよう

早速、専務の川原譲さんに、いろんなお話を聞いてみたいと思います!
カワハラネオンー川原専務

 

フジムラ
さっそくですが、40周年おめでとうございます。

いかがですか、40年。
改めて振り返ってみるとどんな40年でしたか?

川原専務
ほんとおかげさまでね、ありがたいことでもう40年って感じですね。

 

フジムラ
いろんなことがあった40年だと思います。なんか、ズバリな秘訣的なのをいただきたいんですが。
川原専務
いろんなことがあったんでしょうね・・・私はこの10年しか知らないんですけどね・・・。
回想中のカワハラネオン川原専務

 

フジムラ
え、、、あ、そうですよね、お若いですものね。(そっか、40年の話は社長にきくべきだったか、でももうインタビュー始まったしこのまま続けちゃおう)
川原専務
この会社は父が創業して40年の会社なんですよ。
私は卒業してから東京の広告会社に就職し、帰って来たのが10年前ですね。

 

フジムラ
ふむふむ、いわゆる修行というやつですね。
川原専務
そこでは営業や現場をまかされたり、広告業についてたくさん学ぶことができました。
帰ってきてからは、当時の会社にはいいところはもちろんあったのですが、足らないところ、改善すべきところがあったので少しずつですが改善し、環境は整ってきたと思います。
インタビューを受けるカワハラネオン川原専務

 

フジムラ
ふむふむ、たとえばどんな取り組みをされたんですか?
川原専務
今では考えられないのですが、当時、会社には見積もりができるパソコンが1台しかなくて、みんなが順番待ちして使っていたんです。

帰ってきて真っ先にパソコンを導入しましたね。お客様を待たせるわけにはいきませんので。

 

フジムラ
ふむふむ、いわゆる業務の効率化というやつですね
川原専務
あと、現場って冬はもちろん夏も長袖なんですよ。怪我とかがありますからね。

でも現場によっては暑いから半袖になってることもあった。ヘルメットもかぶらない時も。

昔はそれが許されていたかもしれませんが、まずはそういう安全面に力をいれて取り組みました。

インタビューを受けるカワハラネオン川原専務

 

フジムラ
ふむふむ、いわゆ・・・。
川原専務
・・・。

 

フジムラ
あ!あのゴリラについて教えてください!
ゴリラ好き的な理由で、あそこにゴリラがあるんですか?
川原専務
あれはね、昔パチンコ屋さんの看板撤去の依頼があってその撤去したゴリラをうちに使おうかって設置しちゃったそうです。

 

フジムラ
え、、パ、パクっ・・・
川原専務
再利用ですね。

 

フジムラ
な、なるほど。
カワハラネオンさんってネオンばっかりしてるんですか?
川原専務
広告看板を全般に取り扱ってますね。

 

フジムラ
全般ってことは、ネオンはあんまり?
川原専務
時代とともにですかね、今はLED看板が増えてきています。

でもなかにはネオン看板を作りたいってお客様の要望はまだまだあるんですがネオンを扱うことができる看板屋さんが減ってきているのも現状ですね。

 

フジムラ
ちなみに知ってるところで言うと、どこの看板を手がけられたんですか?私が知ってるのってあります?
川原専務
たとえば、九十九島パールシーリゾートの多言語看板とかですね。これです。

 
パールシー:多言語案内サイン
 
パールシー:多言語サイン
 

フジムラ
おー、見たことありますね〜!パールシーのいたるところに。
佐世保の人や観光客にもカワハラネオンさんの看板は見られていたんですね〜。

お?こちらは?

 

川原専務
これは県外のお仕事で北九州にあるホテル内のレストランの看板なんですけど、アクリルでできてるんですよ。
インタビューを受けるカワハラネオン川原専務
川原専務
これがね、アクリルの10ミリの板を加工して、、、んで、ここが◎△$♪×¥●&%#?!で、んで、◎△$♪×¥●&%#?!

 
インタビューを受けるカワハラネオン川原専務

 
引いているフジムラ

 

フジムラ
・・・は、はぁ・・・。
(技術的なことになると、アチー!なにやらすごいみたい)

わ、わかりました、す、すごいんですね〜。

長崎県外の仕事とかも入ってくるんですね。

川原専務
おかげさまでね、人に恵まれているというか。

お客さんから現場のスタッフのご指名が入ったり、営業とかお客さん飛び越えて、現場と打ち合わせ始めたり。

あとは、「アスファルトの補修やって」とか、「トイレが詰まった」とか依頼されることもあったね。

 

フジムラ
看板関係なっくなっちゃってますね。
ってか、アスファルトの補修もできるんですか?
川原専務
その時たまたまアスファルト工事やってた職人さんがいて。初めてながらやりましたよ〜。タールがどうのとかみんなで調べたりして(笑)

 

フジムラ
たまたまアスファルト工事できちゃうんですね(笑)
トイレの詰まりも受けちゃったんですか?
川原専務
それはさすがに「スッポン買ってこうすればできますから」って言いましたけどね(笑)
インタビューを受けるカワハラネオン川原専務

 

フジムラ
さすがにですね(笑)
でも、そういった依頼まで来るのが不思議ですね。
川原専務
なんかね、すごく頼ってもらって嬉しいですね。

フジムラタカシの会社探訪

せっかくなので、職場見学もさせてください〜ということで川原専務に会社を案内してもらいました〜。

こちらは色々な看板を作る工場ですね、スカイツリーくらいは作れちゃいそうな工場です(見たことないけど多分入るだろう)。
佐世保でスカイツリー建てたいなーって思ったら依頼してみましょうね。
カワハラネオンー工場

 

なんかいろいろな道具が置いていますね。溶接なんかもここでするみたいですよ。
この鉄とこの鉄つなげてみたらどうなるかな??って思ったら依頼してみましょうね。
カワハラネオン工場内部

 

建物3階にはプリント室がありました。
おっきなシート看板はこちらで印刷するんだとか。最大1,300mmの幅のシートにプリントできるみたい。
カワハラネオンー印刷室

 

2階の作業場は・・・おや・・・人が寝てますね・・・。

いやちがう、人じゃない、これは人形ですね。
カワハラネオンー2階作業場

 

こちらは道路面のゴリラ看板に設置しようかな〜と社長が画策中とのこと。
ゴリラの足を引っ張るのかな、支えるのかな。
カワハラネオンー2階作業場

 

ものすっごい大きな看板を製作中みたいです。佐賀県に設置する大手ディスカウントストアの看板らしいです。
カワハラネオンー工場全体

カワハラネオンのこれから

カワハラネオンは40周年を迎え、これからどういうふうになっていくんですか?という問いに、専務は

「看板屋さんって自分のところの看板をきれいにしていないと言われたことがある。業界に対するイメージや、看板屋として信頼をしてもらうため、まずは自分のところの看板をもっときれいにしたい」
運転中のカワハラネオン川原専務

 

とのこと。これはどんな業界も当てはまるかもしれない。
実際、自分のところっておろそかになってしまいがち。まず自分たちが最高のパフォーマンスをすることで、お客様にとっても信頼につながり、それがお仕事につながると、専務は言っているのだろう。

 

「今の社屋は私が小さい頃に建ちました。増改築は施してきましたが、年数もだいぶ経ってきています。将来は建て替え、ショールームのような色々な種類の看板を見てもらえるような会社にしたいんです」

 

地元のお店から九州圏内に収まることなく、行けるところ、求められるところに看板工事をするカワハラネオン。形ないものを生み出すために、お客様にとってもわかりやすい仕事をしたいと語る。

「こんな風になりますって言っても伝わらないことが多いんです。でもそれがものづくりの面白さなんですけどね。」

さいごに

最後に、川原専務にこんな質問をしてみました。

専務にとって「看板」とは何ですか?

 

「街の彩り。」
カワハラネオンー川原専務

 

看板は街の彩りであり、また、まちづくりとも川原専務はおっしゃっていました。
看板によって活気が生まれ、商売繁昌につながるように、という企業理念は社長から川原専務率いる次世代へ脈々と受け継がれています。
佐世保から広島まで事業領域を広げられているカワハラネオンの今後の展開が楽しみですね!

 

株式会社カワハラネオン広告
住所長崎県佐世保市指方町757-1 [地図]
電話0956-58-3766
営業時間8:30~17:30
休業日日曜日、祝日、第2・第4土曜日
web株式会社カワハラネオン広告

WRITERこの記事をかいた人

佐世保市出身、二児の父。
趣味はかっこつけて「読書」とでもしときましょうか。
みなさん活字読みましょー!